フリースタイルリブレ、自費購入して使ってみた〜血糖値が10分で30上昇!〜

血糖値って健康診断の項目にあるけど、1年に1回測るだけ。血糖値は1日のうちで上がったり下がったりするわけで、その変化を持続的に見られる装置があるって最近知ったんです。

その名も血糖値センサー。

糖尿病の患者の方なら条件により保険適用になるようですが、自費でよいなら普通にアマゾンで買えるので、買って使ってみました。

目次

APOE4遺伝子だから、血糖値が気になる

購入したのはこちら。フリースタイルリブレというセンサー。私がアマゾンで買ったときは7000円弱でした。

なぜ健康診断の血糖値ではA以外の評価をもらったことのない私がこのようなものを買ったのか、ここに至るまでの経緯は思い返すと長いのですが。

私の場合は、認知症予防を模索していてたどり着いたという感じ。

詳しくは触れませんが、私は認知症リスク遺伝子であるAPOE4遺伝子を一つ持ってます。で認知症予防の様々な方法を意識して生活してるのですが、そのうちの一つにインスリン感受性を高めるというのがあります。

インスリン感受性を高めるには、インスリンを体内であまり放出させない食事にしたい。そのためには血糖値をあまりあげないようにしないといけない。私の血糖値って、どうなってるの??

というわけで、血糖値の変動にはとても興味があったのです。

フリースタイルリブレ、買ってみた

アマゾンで「フリースタイルリブレ」と検索すると、色々な値段の商品が出てきます。

セットなどとして1万円以上する商品もあって、いったいどれを買ったらよいのかさっぱりなのですが、センサーを一つ買えばとりあえず血糖値測定はできます。

専用の読取装置も売っているのですが、買わなくても、無料のアプリをダウンロードすればスマホで測定できます。

…と最初から知っているように書いてますが、説明書を読んでもちょっと不安な部分があったのでフリーダイヤルに電話して色々教えてもらったのです。保険適用であれば医師などのアドバイスがあるのかもしれませんが、私の場合趣味で血糖値知りたいってだけなので。

フリーダイヤルに出た担当の方は、保険適用の患者さんがかけてくる前提なのか、とても親切でこちらの質問全部に答えてくれそうな時間的余裕を持っている雰囲気でした。

で、何が不安だったのかというと。

このセンサーって血糖値を測るわけだから、要するに針を指すわけですよ。しかも14日間持続的に測れるので、つまり2週間ずっと針さしっぱなしなわけです。

怖くないですか?!じゃあ買うなよって話ですが。

というわけで、フリーダイヤルには、

・最初に刺すときにコツはあるのか。

・お風呂に入ったりするのは問題ないのか。

・痛くないか。

といった、わりとしょーもないことを聞きました。

電話の方は丁寧に、説明書をきちんと読んで、2つの器具の印を合わせて腕に向けて押せば大丈夫ということ、30分ほどの入浴やプールは問題ないということ、痛さはさした時に多少あるかもしれないけれど、血管に刺すわけではないのでそこまでではない、といったようなことを教えてくれました。

フリースタイルリブレを装着してみた

フリーダイヤルにも聞いたので、いよいよ装着です。

こちらは箱の中身。趣味でポチっただけの人間からしたら、何をどうしたらいいのか戸惑う部品たち。

手順はですね、右下のセンサーパックと呼ばれる部品に、左上のセンサーアプリケーターという部品を差し込むのです。そうするとセンサーパックの中のセンサーだけがアプリケーターにくっつくので、針が露出したセンサーがくっついた状態のアプリケーターを、消毒綿で消毒した上腕後ろあたりにハンコのようにガシャッと押すと、腕に針がささってセンサーが装着できるのです。

無事装着できた。装着する瞬間めちゃくちゃ怖かったです。自分に向けて針刺すなんて、普通に生活してたらやらないですもの。アプリケーターを押すのもどれくらい力を入れてよいかわからないし、なかなか勇気が出なかったのですが、目をつぶってエイヤっと押したら、次の瞬間目を開けたらセンサーが腕にくっついていました。(説明書通りなんだから当たり前)

刺さった瞬間は痛くなかったです。我に返るとうっすらと鈍い痛みのようなものが。

でも痛みというよりは、違和感というか、かゆみというか。

全く何も感じないというほどでは決してないのですが、気になってしょうがない、ということはないです。

これから14日間つけっぱなしには充分耐えられるくらいの装着感です。

生まれて初めて見る自分の血糖値推移

このセンサーは血管を直接ではなく、細胞間質液というものの中の血糖値を測定しているそうです。血管ではないので、多少時間差はあるそうなのですが、血液の中の血糖値を測るのと仕組みは同じらしいです。

アプリの使い方は、簡単でした。スマホをセンサーに近づけてスキャンすると、簡単に血糖値が表示され、自動的に履歴に残っていきます。

生まれて初めて見る自分の血糖値推移。すごく面白いです。

しばらく前から糖質を制限していて、ご飯は昼か夕方に1膳食べるくらいにしていたのですが、やはり炭水化物なしの食事のときは、あまり血糖値が上がらないです。

例えば、味噌汁とゆで卵と蒸した野菜とか。たっぷり食べても100に行くか行かないかくらい。

でも、あまり量はなくてもお米を食べると150まで上がったりする。

とはいえ、お米を食べたときもそこまで上がらなくて120くらいにとどまるときもあるんですよね、その違いはなんなのか、よくわかりません。

そして意外だったのが、何も食べていなくても血糖値が上がることがあるということ。

こちら、一番下の午前4:36から上に時間が進んでいってるんですけど、私は前の晩の7時に夕食をとって以来、この日の午前10時までコーヒーと水以外は口にしていないのです。

午前4:36に測定した後の午前6:47。82→93に上がっている。

検索してみると、こういう現象は割と普通みたいです。

取り外すドキドキを迎えるときに向けて

血糖値センサーをつけて7日目。ひとつ7000円もするので、おいそれとはつけられない。

また購入するということは、少なくともしばらくはないと思うので、この機会に思う存分自分の血糖値を測定してみようと思います。

そうそう、このセンサーは14日経つと自動的に機能を停止します。アプリは停止までの日数のカウントダウン表示を始めていて、賢いです。

最後の関門は、このセンサーを取り外すとき。刺さった針を抜くのがちょっとドキドキです。このドキドキを経験したらまた記事に書きたいと思います。

あ、くどいですが、保険適用できちんと説明を受けた上で購入する方は、外すときとかにいちいちドキドキしないのではないかと想像しております。

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