椎間板ヘルニアの疑いの原因となった電子レンジを持ってしまった日から、1ヶ月が経った。
だいぶ良くなってきたけれど、スポーツや肉体労働ができるまでにはまだまだな状態。
日常生活は大丈夫
立った状態から床の物を取るとき、腰を曲げずに膝を曲げてスクワット状態で取っていたが、気がつけば普通に腰を曲げて取ることができるようになった。
歩くのはまだゆっくりで、街の普通の速度の人にはぬかされ続けているけれど、あからさまにのろのろではなくなった。
洗濯物を洗濯機から出して、ベランダまで運ぶことができるようになった。
すばやく動くことをしなければ、日常生活は送れるようになった。
でもできないことは色々ある。
走る。自転車に乗る。ジャンプする。大股で歩く。
これらをやると、腰がどうなるかわからないので怖くてできない。
今日はついギリギリの電車にホーム直前から小走りしてしまい、その後しばらく膝から下がしびれていた。
病気?怪我?
それから朝布団の中で目が覚めると、必ず腰が痛い。
そしてその痛さは、ピンポイントが痛い。慢性的な腰の痛みというよりは怪我の痛み。電子レンジを持ち上げたというはっきりとした原因があるので、怪我と言えば怪我なのかもしれない。
ところが聞くところによると椎間板ヘルニアって、病気らしい。
まあ病気でも怪我でも痛いんだからどちらでも同じじゃんと言えばその通りなのだが、この痛みについて病気か怪我かの区別をすることは、今の自分にとっては重要なのだ。
怪我だったらなんなの、ということなのだが。怪我だと、怪我って治りますよね。
骨折だって切り傷だって内出血だって、そのうち自分で修復して治りますよね。
だから、このピンポイントの痛さはそのうち消えるのではないかと今は想像している。
同時にもう1ヶ月も経つのにまだこんなに痛いかと思うと、本当に治るのか不安になったりもする。
こんな気持ちの状態が続いて、思い出したことがある。
小学校の高学年の頃、足を骨折をした友達が「本当に治るか心配だった」と言っていた。
なぜこんなことを覚えていたかと言うと、不思議に感じたからだ。私は骨折をしたことがない。でも骨折をするとギプスをするということは知っていた。擦りむいたら絆創膏をするように、骨折をしたらギプスをすれば当然治るんだと私は思っていた。
私にはその骨折をした友達の心配が、絆創膏の下の小さなすり傷が治るかどうか心配しているのと同じように見えたのだと思う。
なんでそんな心配するの?治るのなんて当たり前じゃん、と。
でも、きっと骨折によって子供にとっては恐ろしいくらいの痛みを経験し、今まで当たり前だった自由を突然奪われた彼女は、治って元のように走ったり自分の意のままに自分の足を動かすことができるようになるのか、分からなかったのかもしれない。
あれから40年くらい経って、やっとあの時の彼女の気持ちがわかったような気がした。
腰以外の自分の体は自分の意のままに動くのに、腰だけがうまく働いてくれない。ちゃんとまた働いてくれるようになるのだろうか。と。
って、なかなか伝わりにくい話かと思いますが。