立て続けに起こる不調
先日、大きな口内炎が一週間続いて苦しんだ。舌の付け根にちょっと違和感を感じてから、あっという間に喉の方まで広がって、まるで風邪を引いたかのように喉まで痛くなった。
1月から3月は、毎月熱を出して寝込んでいた。突然喉が痛くなって高熱が出る。PCRもインフルエンザも陰性。
ふと、これってヘルペスウイルスが悪さしてるのでは?と思いついた。以前にも口唇ヘルペスになったことが2回ある。
そういえば、昨年の秋は奥歯が痛んで虫歯だと勘違いして歯医者さんに行ったのだが、実は虫歯ではなくひどい口内炎だった。もしやあれもヘルペスだったのでは。
口唇ヘルペスを起こすウイルスは、単純ヘルペスウイルス1型と言うらしい。日本人の大部分が感染しているらしいので、別に私が珍しいわけでもないのだが、それにしても私のヘルペスちゃんは最近ちょっと元気すぎるのでは。
APOE4遺伝子って?
そんなときふと、あの記事を思い出した。
BBCのニュースだからもとは英語の記事があるはずなのだがなぜ中国語なのかと言うと、私が中国語しか読めないから💦。
記事のタイトルはですね、「微生物感染:アルツハイマー病の原因とされるものがもたらす新しい治療への希望〜アルツハイマー病の原因は人体の中で休眠状態にあるひとつの微生物であるという実証がされた、この理論はこの脳神経が退化する病気の予防に非常に深い意義がある」とのこと。
で、記事の内容としては、アルツハイマー型認知症の原因として生活習慣や遺伝的要素はもちろん大きい。けれども元凶は実は、口唇ヘルペスや歯周病をもたらすありふれたウイルスや細菌なのでは?という話。
で、私が最も気になったところ訳しまーす。
「最も重要なのは、単純ヘルペスウイルスは、APOE4変異遺伝子をもっていない人にとっては危険ではないということ、このような人は大部分が認知症にはならない。APOE4変異遺伝子を持っていて、単純ヘルペスウイルスに感染していない人もアルツハイマー型認知症にかかる危険は高くない。2つの要素が合わされるときだけ影響が最大になる。つまり、APOE4変異遺伝子がない、または大脳に単純ヘルペスウイルスの長期感染を受けていない人に比べて、2つの危険要素がある人はアルツハイマー型認知症になる可能性が12倍高い。」
おお。12倍高いのか。私絶対ヘルペスウイルス持ってるけど、APOE4変異遺伝子がなければ大丈夫ってこと?どうなんだろ、APOE4なのかな?APOE4じゃないのかな?
この記事を読んでしばらくこのことを忘れていたのだけれど、最近の熱やら口内炎やらで、突然心配になってきた。
それで、APOE4遺伝子で検索してみたら、アミロイドベータペプチドの蓄積に大きく関わっているとされる遺伝子のタイプの名前らしいです。APOE遺伝子のタイプはε(イプシロン)2、ε3、ε4が2つ一組で6パターン遺伝子型があるらしく、ε4型がはいっている遺伝子型だと、認知症のリスクが高くなるんだって。
BBCの記事の「APOE4変異遺伝子」って、ε4型のことかな?きっとそうだよね?
APOE遺伝子検査で、その型が分かるというじゃないですか。
おお。知りたい。半分好奇心もあるが、受けてみたい。
いくつか病院に聞いてみて、世田谷の物忘れ外来で予約とりました。税込み16500円。高いけど、自費ならまあそんなものですよね。
自転車で行けるような近所にもその検査をしてくれるクリニックもあるのだけど、今後引き続き通院することはないだろうし、普段なら絶対行く機会はないであろう遠いクリニックに行くのも面白そうだし、ランチ食べに都内に行ってみっか。
ってことで、来月APOE遺伝子検査を受けてきまーす。