我が家は洗濯には、シャボン玉石けんの洗濯用石けんを使っています。いつもシャボン玉石けんの公式オンラインショップから購入しているのですが、顧客向けイベント、「OurSHABON(ファンミーティング)」なるもののお知らせがだいぶ前にあり、応募したら当選したので参加してきました。
OurSHABON(ファンミーティング)
2024年12月7日土曜日の午後、自然派商品のイベントには若干似つかわしくない、すれ違うのもちょっと大変な人混みの渋谷の街なかにあるイベントスペースが会場です。
会場では、シャボン玉石けんの社員さんが5人が迎えてくださいました。受付も社員さんなのがなんか親しみわきます。
参加者は40人くらい。グループに分かれて座りました。私はHグループ。
めっちゃ明るく元気な社員さんの司会でイベントは始まります。まずは、シャボン玉石けん株式会社の歴史や、同社のこだわりの石けんの作り方など、動画やスライドで勉強しました。
知ってる人は知ってる話なんじゃないかと思うのですが、シャボン玉石けんさんも1970年代までは合成洗剤を製造していたのです。それがたまたま高純度の石けんの注文が入って、試作してみると先代の社長さんが悩まされていた湿しんがうそのように治ったのです。それ以来体に悪いものは売れないということで、合成洗剤から無添加石けんの製造に切り替えたのです。
で、そうしたら売上は1000分の1に激減。社員も100人から5人に減って、17年間の赤字。
…という、以前にオンラインショップで買ったときに入っていた冊子で読んだことを改めて会場で動画で見ながら、「17年も赤字って、よく続けたよな〜」と思ったのでした。
と、ちょうどよく動画が終わり、司会の社員さんが補足説明してくれました。当時は高度経済成長で、シャボン玉石けんが赤字でも、周りは景気がよかったので、銀行も赤字の会社でもお金を貸してくれたのだそう。先代の社長さんは印象良く見せるために、銀行に行く前に笑顔の練習をしてから行ったそうです。たくましい〜(*^^*)
さて、次は石けんについてのスライド説明。シャボン玉石けんさんの石けんの作り方は、手間のかかるケン化法と呼ばれる製法だそうです。大量生産向きではなく、職人さんが丁寧に作ります。
製造工程途中の石けん。こちら、ドロドロの石けんが固められて、ここからまた一つ一つの石けんになっていくのです(確か)。
いろいろな製品の製造工程も動画で見ました。個人的になるほどと思ったのが、こちらの商品について。
洗濯用粉石けん「スノール」。この洗濯石けんが好きで使っているのですが、こちら、製造過程で粉のつぶつぶに空気をいれるんですって。だから水に溶けやすいんだって。
ということを聞いて、確かに他の会社の粉石けんより水に溶けやすいと思ってたんだよな〜と納得しました。
グループワークで語り合う
そし休憩後には、グループで、なぜシャボン玉石けんを使うようになったのかや、マイイチオシの商品を紹介し合い、グループごとに発表するという、そのつもりで行ったのでなければけっこうハードなワークも。せっかく無料招待してもらったので、とりあえず頑張って初対面の方と話し合いましたとも。
同じグループの方の話や、他のグループが発表するのを聞いて、だいたい2つの購入きっかけがあるなと思いました。
ひとつは、肌トラブルがあったのが石けんを使うようになって良くなったので、使い続けているという健康に関するきっかけと、もうひとつは、石けんを使うことによって環境負荷を減らしたいという環境要因のきっかけ。
また、わたしたちのグループでのイチオシの商品は、偶然みんな一致しました。それはこちら。
歯周病用のハミガキ粉。塩の味するんですけど、塩!!って感じではなく、優しく自然に磨けるのでお気に入りです。
たっぷり3時間のイベント。熱かった!
最後はこんなお土産までいただいて、午後1時から始まって終わったのは4時半近く。たっぷり3時間強のイベントでした。
社員さんの商品・会社への愛を終始感じる、熱いイベントでした。
今どきこんなに消費者と交流できるイベントをしてくれる会社があるものなんですね〜。シャボン玉石けん歴は半年ほどの私、びっくりです。
お客様相談室も委託とかじゃなくて社員さんがちゃんとされてるそうですよ。
職人さんだけではなくて、様々な部署の社員さんもしっかり商品に対する知識と熱い思いを持っているということが伝わってきて、こんなにしっかり作ってくれている製品なら、これからも安心して使おうと思ったのでした。
こちらはお土産に入っていたちょっと面白いもの。石けん、ではないんですね〜。写真なので大きさわからないんですけど、小さいです、3センチくらい。ホワイトチョコレートです。
家で子どもが「かわいい〜」と言って食べてました。