数ヶ月前に湯シャンを始めたことを書いた。
ただただシャワーで髪を流すだけなんて、続かないだろうな〜と思っていたけれど、意外にも今も続いている。ただし、たまにほんとにシャンプーするときもある。何で洗うのか、頻度は。だんだんと固まってきた自分なりのやり方を紹介します。
湯シャン始めたばかりの頃の記事はこちら。
だいたい湯シャン、2週間に1回くらいシャンプー、ただし石けん
最初の頃、髪の毛をお湯で流して頭皮をひたすらゴシゴシするだけ、では無理だろうな〜という気はしていた。お湯でどんなに流したところで、髪の毛の油っぽさはどんどん強くなるばかり。
10日とか2週間くらい湯シャン続けると油っぽさに限界が来て、どうにもたまらずにとうとうシャンプーをした。
でも使ったのはシャンプーではなく石けん。
私は何を洗うにしても石けんの泡切れの良さが好きで、美容師さんにはやめなさいと言われているのに、石けんで髪を洗った。家族が普通に使っている、風呂場に置いてあるごく普通の石けんで。
でも石けんのままでは髪ガビガビ。それで思い出したのだ。クエン酸を使ったリンス。
いや、普通に有名な話だと思うんだけど、クエン酸てリンスになるんですよね。
手桶に湯を入れ、クエン酸を適当に(小さじ2杯弱くらい)混ぜて、髪に少しずつ含ませ、その後お湯ですすぐ。
うん、ガビガビの髪の毛がだいぶさらっと柔らかい状態にも戻る。
これでいいじゃないか!!
というわけで、湯シャン→10日〜2週間で限界が来て石けんシャンプー&クエン酸リンス、というサイクルに固定し、約3ヶ月が経ちます。
石けんシャンプーのあとのクエン酸リンスについてやっと理解した件
クエン酸がリンスになるということは知っていたのだがどうもやってみる気がずっと起きなかった。なぜかというと、台所のシンク洗いには使っていたのだが、そのときにそのままサラサラとクエン酸をまくと、手がすごくしみる。
風呂で裸の状態でこれをやったら、しみるじゃないか。と思っていたのだ。
まあ台所にはクエン酸を薄めもしないでそのまま使っていたから、しみるのは当たり前なのだけど。
そして、クエン酸がなぜリンスとして使えるのか、ずっと意味がわからなかったのだ。
あるとき、シャボン玉石けんのオンラインショップでいろいろ買ったときに、広告やらパンフレットやら色々ついてきて、その中に「石けんで髪を洗うとアルカリに傾くので、クエン酸で髪本来の弱酸性に戻します」という記載があって、やっとクエン酸リンスの働きを理解したのだ。
なるほど〜。クエン酸をリンスとして使うのは、phバランスを戻すためだったのね。
いわゆる普通のリンスやトリートメントって、髪をコーティングしたり、栄養成分を浸透させたりという働きがあるみたいだけれど、クエン酸リンスの働きは普通のリンスやトリートメントとはだいぶ違う目的で使っているのね。
台所シンクにまいてるこのしみるヤツが、なんで髪をコーティングできるんだ??と思っていたのだが、コーティング目的ではなく、phを変える目的だったとは。大変納得しました。
というわけで、掃除用でいいのか?とか思いつつ、マツキヨのクエン酸で約2週間に1回リンスしてます。
美容院の前はシャンプー・リンス
今では、市販のシャンプー・リンス・トリートメントはほぼ必要ないのだが、美容院に行く前だけは普通にシャンプーとトリートメントをしている。
行きつけの美容師さんには、だいたい湯シャン・時々シャンプートリートメントだと思っていてもらいたいので。
美容師さんのおすすめのとおりにしているよ〜と思っていてもらいたい、というなぞの気遣い。
最初は絶対湯シャン続かんだろうなあと我ながら思っていたが、なかなかどうして自分なりのスタイルを確立して、これからも続けていけそうだ。
そしてこのスタイル、なかなかいい。何がって、風呂で石けん一個(とたまにクエン酸少し)だけでいいのだ。
これはシンプル。洗うものを買うのに石けんだけ買っときゃあいいわけである。気が楽。買い物が楽。
まあ、家族は普通に使うので、シャンプーもトリートメントも買ってるんですけどね。
地球環境のためにとか、節約のために、という理由ではあります。が、買わなくてよい、持たなくてよいって気持ちが楽なんですよね、シンプル生活というほどおしゃれなものではない、ほしいとか買いたいとかいうことにあんまり思考のエネルギーを使いたくない。
一度きりの人生ですもの、楽しいことだけ考えていたい、なるべくね。
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