フランクリンの凧

4月から高2になる(つまりまだ高1)娘、学年末試験が終わりなんとか赤点も免れ、試験休みで今日は朝から家にいる。

「スポッチャに行きたい。行きだけでいいから送ってくれない?」と言われた。

スポッチャはうちから12kmほど離れたところにあり、公共交通機関を使えば電車に乗って最寄りの駅からは送迎バスだが、そのバスが混んでるから乗れないとかで、平日なのに、ほんとに?

車出すの面倒だなあ、と思いつつ、ま、たまにだしいっか、そしてふと思いついた。そうだ、このJKと一緒に車の中で三栗祐己さんのポッドキャスト「自給自足でセミリタラジオ」を聞こう。


彼女は母が移住を本気で目指しているとは露も知らない、ファストファッション、朝シャン(古い)大好きJKである。

私は彼女始め家族に、積極的に節エネルギー生活をさせようとは思っていない。自分が考えていることがどんなに正しいと思っても、人に強いてはいけないのだ。この歳になってやっと学んだことである。まあ、なるべく蛇口は右の方にしといてねとかはお願いしているけど(お湯が出ないように)

車の中でブルートゥースを娘に合わせてもらい、聞くのは「第29回 電気を全て自給自足するには?」。おおう、聞きたい。

しかしスポッチャまでの道中、私が興味深くラジオを聞いていると、彼女は全く関係ない世間話をしてくる。ううう、ラジオ聞こえないなあ。まあ興味ないと音としては聞こえても、内容がはいってこないのかあ、それもそうかあ。
と少し残念に思いながら、話題がワットとかワットアワーとかの話になったあたりで、ふと娘が

「フランクリンの凧がさあ。。」と話しはじめた。

印刷屋さんで金持ちだとか、なんか言ってることの意味がわからん、突然なんだ???
「なんの話なのかさっぱり分からないんだけど」と私が言うと、娘が「ご存知ない?昔、雷が電気なんだろうなってたくさんの人が考えたんだけど、ほんとに電気だってことの実験をしてね、、」と話し始め、私は以前に読んだ電気の説明の本を思い出した。もしかして、あれ?!

この話、「フランクリンの凧」って言うのかあ。(※)

娘:フランクリンさんとかいう人がさあ、雷の時に凧上げて、タコ糸にじぶんちの鍵をくっつけて実験してさあ、危ないだろって話で〜。

私はとても驚いて、なんでそんな話知ってるの?!授業?と聞いたら、娘は、何かの本で読んだとのこと。
娘は本好きだが、読む本はもっぱら小説のはず。小説って、いろんな話が出てくるんだなあ。

娘の話は続き、「で、フランクリンさんの実験で雷は電気だって証明されたって話なんだけど〜、ネットで読んだら、その話は作り話なんじゃないかって〜。なぜならいつやったっていう記録が全然残ってないんだって〜」

ふーん、危ない実験そのものじゃなくて、その話が本当ではないかもってところが気になるんだ。ふーん。。。

絶対ラジオの話題から触発されて話しはじめたことだよね。全然興味なさそうな話題でも、聞いてないようで聞いてるんだなあ、やっぱり一緒に経験するというのはやってみるもんだ。

娘は、好きじゃないことは極力やらないたちで、数学とか英語の成績はちょっとアレなんですけど、国語は常に良い、っていう人で、国語以外の成績が親としては心配だったのだけど、フランクリンさんが凧上げたとか知ってるんだから、別に心配ないか。

などと、いろいろえらく感心した月曜日の朝でした。

(※ネットで見たところ、数学の図形の問題の解法に「フランクリンの凧」と名付けられているのがあるようで、この話から付けられていると思われますが、フランクリンさんの凧の話は、「フランクリンの凧の実験」などと呼ばれるようです)

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