今日は、第2回埼玉での竹細工自主練会でした。
第1回はこちら。
今日はあいにくの空模様。昼前からは雨が降ってくる予報だったので、朝みんなが集合してからすぐ竹を切り出しに行きました。
竹を3本切り出して、徒歩10分ほどの会場へ帰るの図。
自主練では、忘れていた細かいことを各自思い思いに発言し、みんなでシェア。
はぎの刀を入れる時は、包丁を立てたほうがよい。
めんどうでも2回はぎより3回はぎの方がうまくいく。
節ごえは左手で節をぎゅっと持っていると節越え後にひごが薄くなるのを防ぐことができる。
などなど。…竹細工やってないとなんのことやら、な会話ですが、みんなが集まって各自細かいことで思い出したことをシェアすると、一人で練習していてどんどん我流になっていくのを防ぐことができるね〜と、ほくほく話し合いました。
昼は最強の七輪で、ホッケと崎陽軒のシウマイとブロッコリーの茎を焼き、お米を育てている方特製のおにぎり、その他思い思いに持ち寄った食べ物を並べて食べます。うっま。寒い日だけど身体が暖まります。
私は、今日は一日ひごの幅取り、面取り、うすはぎをして終わりました。
いわばひご取りの仕上げです。幅取りとは、竹を何度かはいでできたひごの幅を合わせること、面取りとは角を少し削ること、うすはぎとは厚みを少し薄くして揃えることです。
私はこの作業が嫌い、というか苦手で。
特に、厚みを0.6mmにするのがとても難しい。
0.6mmですよ。一本一本ノギスで測って調整するのです。はいだ段階でこの厚みに近い状態にしていれば最終調整はたいした手間ではないのですが、私はできたひごが厚みバラバラ、みんな厚め。
というわけで、この最終調整にいつも時間がかかり、今日も丸一日これをやってました。
かごを作った写真でこの記事を終わりたかったのですが。なかなか時間が取れずに上達しませんねえ。