小石川植物園で3Dスキャンワークショップに参加してきました。
3Dに興味あるかって?いえ、全然。
小石川植物園のXをフォローしていて、たまたまワークショップ募集投稿を見たのです。こういう大変ためになってしかも無料のワークショップは、私のようなおばさんなんかが受けるのではなく、未来ある子ども達が参加すべきなのでしょうが、いち早く見つけてしまったので、すいません、応募して抽選も当たったので、参加してきました。
3Dスキャンとは
3Dスキャンとは?物体や環境を撮影し、3次元データに変換する技術の総称です。
以前からこの技術はあったそうで、伝統的な技術としてフォトグラメトリーというもの。
立体的な現実をカメラで撮影すると、平面の写真になりますよね。
これを逆に考えると、平面の写真→立体的な現実の世界、になるわけ。
で、対象物をいろいろな角度から撮影した写真を集めて処理すると、立体的なアバターが出来上がるんですって。
言葉だとわかりにくいですけど、焼失する前の何千枚もの首里城の写真を集めて、焼失前の首里城の3D画像を作るというプロジェクトがあるそうです。このプロジェクトを見ると、わかりやすいかも。
で、なぜこのような技術の説明を小石川植物園で聞けたかと言うと、植物の姿をいろんな形で残そうというプロフジェクトの一貫ぽいです(雑な説明…)。
スマホのカメラだけでお手軽に作れる3Dスキャン技術を習う
それでですね、前述のフォトグラメトリーはカメラが何台もないとできないし撮影する場所も必要になるんですけど。
iPhoneだけでお手軽に3Dスキャンできちゃう最新のアプリの使い方を教えてもらったのです〜。
最近まで、iPhone で撮影できる3D技術として、LiDAR(ライダー)という技術しかなかったらしいんですけど、LiDARはiPhoneProは使えるけど、iPhoneミニとかだと使えないんだそうです。
それで、すべてのiPhone で使えるアプリを教えてもらいました。
それは、Scaniverse(スキャニバース)というアプリ。
3DGS(3Dガウシアンスプラッティング)という技術を使用しているそうです。
どういう技術かというとですね、現実世界を形状や色ではなく、色を持つ点や楕円の集合として保存するのですって。
ま、どういうことなのかよくわかりませんが、とにかく、スマホのカメラの性能がものすごく進化して、計算がものすごく高速化したからできた技術らしいですよ。見えない部分は自分で予測したりできるんですって。
実際に撮影して、動画に変換してみました〜
で、このスキャニバース、とっても簡単に使えましたよ!使い方を教わらなくても、適当に操作すればできる気がします。スキャンするに当たって、スキャンタイプを選ぶんですけどね、「Splat」を選びましょう。それが3DGS技術なんですって。もう一つのタイプMeshはLiDARだそうです。
で、いろいろ撮影して、3D 画像のままだとブログに載せられないので、動画に変換してみました〜。
これねえ、肉を動画で撮影してるんではないんですよ。3Dスキャンした画像を動画に変換してるんです。
わかりにくいですね〜。うーん、伝わりにくいな〜。
とりあえず、iPhoneだったら無料でスキャニバース使えるので、遊んでみると楽しいと思います!