農作業が原因か、折りたたみ自転車の乗りすぎが原因か
右足の膝から下のスネより右側がしびれている。もう1ヶ月になるか。
この症状を自覚した瞬間を覚えている。
そう、あの、楽しかったクワイ掘り体験が終わり、ギアなし折りたたみ自転車をキコキコ6キロこいで家に帰ってきて、くたびれたのでぐーぐーと昼寝をして、数時間後にふと意識が戻ったとき。
…あれ?なんか右足がしびれている。まあでもしびれているだけで、痛いとかつらいとかいうものでもない。
早速ネットで「足 しびれる 片足だけ」などで検索。
いろいろ検索していると、ずっとしゃがんだ姿勢でいるというのは腰に良くないということを知った。クワイを掘る作業中、ずっとしゃがんで一心不乱に泥を掘っていたのだ。
そういえば、足もしびれるけれど、腰も重い感じがするような…。
しかし、腰に良くないといえば、折りたたみ自転車もそうなのだ。折りたたみ自転車は小さいので、ママチャリよりも前傾姿勢になりやすい。そして私はサドルを低くして運転していたので、ペダルをこぐのに、より腰に負担のかかるこぎ方をしてしまっていたようだ。
ここまでネット検索や自分の状況を鑑みて、この足のしびれは腰由来と自分で決めつけた。もっというと、勝手に自分で椎間板ヘルニアと病名を決めつけた。
クワイ掘りなのか、それとも折りたたみ自転車、どちらが原因なのか、どちらものような気もするが、とにかく腰を痛め、足の神経を阻害し、しびれが出ている。←自分の勝手な診断です。
ネットによると、ヘルニアは自然に消失するって書いてあるので、ほっとけば自然に治るのかなあ。
整形外科に行ってみた
別につらいわけではない、ただ、ああ足がしびれているな〜と。
でも腰が原因であるならば(あくまで自分判断)、このままほっておいてもよいのかな。一ヶ月も足がしびれ続けているのも気になるので、今日とうとう整形外科に行ってきました!
症状を言って、腰のレントゲンを撮ってもらって、診察室へ。「原因:しゃがんで長時間作業・折りたたみ自転車で長距離走る」と私が書いた問診票を見ながらお医者さんが「なにかしたの?」と聞いたので、私が
「クワイというものを田んぼで掘ってたら…」とおずおずと話したら、お医者さん、「え?!ぼくクワイ大好きなんだけど、作ってるの?!」と、そこ?的な質問をされる。
いや体験的なもので…、と適当に答えつつ、先生の見立てを聞く。
医師:「腰は問題ないですね〜。」
そして聞いたこともない病名を言われました。その名も、総腓骨神経麻痺(そうひこつしんけいまひ)。
膝の後ろあたりに神経があるらしく、そこが圧迫されて感覚が麻痺しちゃったらしい。
蹲踞(そんきょ)の姿勢を長時間続けたからみたいです。(←そんきょ。って言葉ごぞんじですか??お医者さんからの言葉だったので、文脈で多分しゃがむことなのだろうなと思ったけれど、字がわからず後で検索しようと思って、忘れないように診察室にいる間中、心のなかで「そんきょ、そんきょ…」と繰り返していました。)
正座してしびれたののキツイやつ、だって。腰由来の足のしびれであれば、腿から足首にかけて連続的にしびれるけれど、私の場合膝から下だけのしびれだったので、腰とは関係ないみたい。
「そのうちに自然に治るけれど、しびれは春くらいまでなくならないかもしれませんね〜」と言われました。
慣れない肉体労働は、怪我に気をつけましょう
これ以上腰を痛めてはいけないから、もう折りたたみ自転車は乗れないのかなと、ちょっとしょんぼりしていたのだけれど、まったく予想外の病名を言われ、自分の見立ては間違っていて腰は関係がなかったということがわかって、狐につままれたような気持ちになると同時に、やっぱり安堵の気持ちがわいてくる。
とはいえ、今回は心配する必要のない症状だったけれど、竹を伐倒したり森林整備ボランティアで作業したりしていると、無理にやろうとして変な姿勢になったりしていることが多い。
ここ数年でそういった作業を始めたにわか者なので、身体が全然肉体労働に適した身体になっていない。そもそも女性だから力ないし。
土に根ざした自給自足的生活のためには、健康な動ける身体は必須。
今回のことをきっかけとして、改めて気をつけて作業をしようと思った。
そして、今回一番うれしかったのは、お医者さんがクワイを知っていたこと、でした(*^^*)