さいたま名産のクワイ、収穫体験

さいたま市の特産て、クワイなんですよ!

と、ドヤ顔で書きましたが、恥ずかしながら私はクワイという植物を知りませんでした。

おせち料理のひとつらしいのですが、「クワイ堀り体験」というイベントをネットで見て、クワイ…?て何だっけ、面白そう…。と行ってきました!

目次

クワイとは?

クワイとは、里芋とかレンコンのように湿地に生える水生植物です。原種は「オモダカ」という水草だそう。

丸い実から角のような芽が出ている形が特徴的だけれど、この丸いところは茎なのだそうです。ジャガイモも地下茎だから、同じですね。

ちなみに、原種はオモダカ。沢瀉!澤瀉!!オモダカって植物だったんだ〜。

歌舞伎の市川猿之助の屋号が澤瀉屋なのだが、澤瀉って植物だったのか。知らなかった〜。

クワイ堀り体験開始!!

クワイ掘り体験の会場は家から6キロほど離れたこちら。

こちらは、荒川河川敷にある、さいたま市の街なかとは思えない隠れた里山。

こちらがこのすごい場所の詳細です。

上の茎の部分はすでに刈り取られたあとのクワイの田んぼ。ここからクワイを掘り出します。

ちなみにこの田んぼすごくて、はじにはマコモが自生してます。

田んぼのはじっこにて。冬だから上の部分枯れてるけど、マコモだそうです。

そしてすぐ近くには、ヨシが。興奮。

主催者の方からクワイの掘り出し方の説明を聞いて、早速掘り出し開始です。

レンコンほど深い水面は必要ないですが、本来は水のある場所で育つクワイ。収穫時も水がもっとあって水分をたくさん含んで柔らかい土を掘り出せればよかったのですが、今年は雨が少なく田んぼの水もかなり乾いてしまっていました。ちょっとぬかるんでいるかな?くらいの粘土状の土をゴム手袋をした手で掘り起こしてクワイを探します。

少し霜も下りている朝の土、冷たい!多少水分を含んでいるので手でも一応掘ることはできるけど、どのへんをほったらクワイ出てくるの??

開始直後、一瞬「無理かも…」と思ったけれど、ひとつを見つけると、近くにいくつかあって、しゃがんで冷たい土を手で掘り起こすというわりと大変な作業にも関わらず、比較的すぐに波に乗って作業ができました。

土に手を突っ込んで掘り起こしていると、何かが指の先に当たる感触があって、そっと掘り進めると、いくつもある!うれしい!

ちなみにシャベルとかで掘るとどこに埋まっているか分からないクワイを傷つけてしまうので、やはり手で収穫するのが良いのだそうです。

北風も結構強く、ゴム手袋をした手はどろんこなので土以外に何も触ることができない状態でクワイを掘り続けること2時間強、それでも手作業なので終わりの時間になってもすべてのクワイを収穫することはなかなかできません。

本当は良くないのだけれど、スコップでクワイを刺してしまいながらも、スコップで掘り起こしてスピートアップ。

最初の主催者の方の説明で、高級食材と聞いたので、私も時間いっぱい一生懸命掘り出しました!みんなでこんなに収穫!

大きなビニール袋いっぱいクワイをいただきました!!うれしい!!

家に帰って、初めてクワイを見た子どもたち。「カニみたい」とのこと。青い色が不思議できれい。芋のような味がするようには見えない。

小さいのはそのまま素揚げにして早速その日の夕ご飯に食べました。

翌日は煮物。

収穫の体験をさせてもらって、クワイ掘りがとても手間のかかる作業だということが分かりました。売っているものが高いのも納得。

こんな面白くて、歴史や文化をたくさん持っていそうな作物がさいたま市名産とは、ぜひともなくならないでほしい伝統文化だなあと思いました。

貴重な体験をさせてもらって、感謝、感謝です。

会場のある土手から見える富士山

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