シャンプーをやめた理由
シャンプーを完全にやめたわけではない。だんだんと回数が減っていったのだ。
強い理由があったわけではない。自然の中にいる時間が長くなると、不自然な臭いがなんだか気になるようになる。
香水、トリートメント、柔軟剤。全部いい香りに分類される臭いだが、クサイと言い切るほど敏感なわけではないので、まあ気になる程度。
それでなんとなく、シャンプーの代わりに石けんで髪を洗うのが2日に1回の頻度となって、そしてそんな状態の中行きつけの美容院でいつもの美容師さんに切ってもらっていたところ。
髪ガビガビで美容師さん切りにくそう。
どうしようかな。黙って切ってくれてるけど、正直にガビガビの理由が石けんだって言おうかな。余計なこと言わないほうがいいかな。
迷ったあげく普段の状況を伝えたほうがいいかもと思い、2日に1回石けんで髪を洗っていて、昨日は翌日が美容院だから一応トリートメントつけたけどごまかせなさそうですね、と正直に言ってみた。
まじか。
美容師さんは特に表情を変えずに答えた。いつも切ってくれてる美容師さんなので、私がどんなに髪に興味がないかを知っていてくれるので、特に驚かないみたい。(なにしろ「今日はどうしますか?」と聞かれて、私が「サマーカットで」と言っても特にツッコミを入れずにさっぱりと切ってくれる)
美容師さんはごく当たり前そうに、「石けんは髪がゴワゴワになるからやめてほしいんですよね〜。シャンプー使いたくなかったら湯シャンにしてください」と教えてくれた。
ほほー。湯シャン。お湯だけ。
外から帰ったら手だって石けんで洗うのに、石けんを一度も使わずに洗ったことにする体の部位がありましょうか。
といった私の固定観念など関係なく。美容師さんは、
お湯のシャワーを最低5分ずーっと髪に当てる。というやり方を教えてくれた。
湯シャン6日目
さて、というわけで、先週のその美容院の日から毎日湯シャンにしております。
我が家は湯船をためて湯船のお湯を体を洗うのに使っているので、手桶ですくって髪の毛の上から流す、というのをひたすらやっております。(美容師さんが教えてくれたやり方を勝手にアレンジ)
で、まあ髪はどんな感じかと言いますと。
なんだかやっぱり、しっとりしてますよね〜。
毎日暑いので結構汗をかくけど、まだ臭くはないかな。フケもまだ大丈夫。かゆくもない。
ごく普通です。
「まあほんとのところシャンプーとかしなかったら環境にもいいですしね、お店だから売りますけど、フフフ。」
と淡々と話してくれたすてきな美容師さんが教えてくれたことなので、もう少し続けてみます!
待て、次号。
2024年10月9日追記:湯シャンその後どうなったかも記事にしました!
シャンプーしなくてもよいならシャンプー買わなくてよいわけで、買わないということまでしなくても、今までよりもすごく買う量が減ります。
これって、節約ということもありますが、お金があっても突然シャンプーが手に入らなくなるなんて事態になったとき、特に困らないという意味で心が軽くなるんですよね。
自分で作り出すことも良いですが、使う物の種類を減らすことも、都会生活に自給自足エッセンスを盛り込む一つの方法かと。そんな小さな工夫や考え方を発信するメルマガやってます。ぜひ登録してあなたの自給自足マインドを強力にしてください。