大変遅くなりましたが(遅すぎでスイマセン)、12月9日(土)にオンラインイベント「自然療法から見る癌〜もしものときに主体的に生きるために〜」を無事開催することができたので、そのときのことをご報告しようと思います。
開催結果
12月9日(土)午後7時から予定通り始めることができました。約1時間の自然療法アドバイザーマエマコさんからの癌についてのお話、その後休憩をはさんで約30分間の参加者さんからの質問タイムという内容でした。
参加してくださった方は、6名の方。事前に質問をしてくださった方、前半のマエマコさんのお話を聞いてからその内容について質問された方、みなさん、マエマコさんのお話をよく聞いてくださってくれているのが、画面を通じても伝わってきました。
私もマエマコさんのお話を聞いて
このイベントを企画したのは、マエマコさんから自然療法の考え方から癌という病気を見るとどんなふうに語れるのか、それを誰より私が聞きたかった、というのがあります。
看護師でもあるマエマコさん、前提知識として説明してくださる白血球が働く免疫の仕組み、食べ物が胃や腸で消化され肝臓や腎臓を通って排出される流れなど、高校か大学の授業かと思うような豊富な情報量で、すごく勉強になりました。
そして、そういったいわゆる西洋医学の知識も一般人がなかなか聞ける内容ではないのでとても貴重な機会だったと思うのですが、今回のイベントは「自然療法から見る癌」です。
ちゃんとタイトルの通り、癌を自然療法から見るとどんなふうに見えるのか、お話のそこここで癌の特性や症状を自然療法からの視点で語ってくださいました。
この点は、他の場所ではほぼ聞くことのできないめちゃくちゃ貴重な機会だったな、と今もしみじみ思います。
自然療法は、食べたものをきちんと栄養として取り入れ、また、体内に侵入してきた病原菌などは免疫がきちんと対応して、適切に体外に排出することを非常に重視しているようです(私がマエマコさんのお話を聞いて理解したこと)。
そういう視点で癌を見ると、癌は決して運が悪いからかかるとか言う病気ではなく、不自然な生活をしてきたことを身体が教えてくれている身体からのサインなのだということをお話を聞いて感じました。
そもそもどうしてマエマコさんの自然療法のお話を私が聞きたかったのか
そもそも私がなぜにこんなにマエマコさんのお話を聞きたかったのかと言うことをイベント終わってからなのですが書きたいと思います。
現代の世の中は便利にあふれているけれど、現代日本の医療も健康に関する便利が集まった巨大なシステムであると思います。
子どもが病気になれば、病院で解熱剤から整腸剤まで一通り薬を出してくれる。何かが疑わしければ、検査設備のある病院を紹介されて、色々検査してもらえる。
そういう医療システムに国民は誰でもアクセスすることができる。
すごいことだと思います。そういう安全システムがあるからこそ、安心して生活できていると思っています。
でも。
そのすばらしいシステムに自己負担として支払う対価は、非常にざっくり言うと保険証に書いてある、いわゆる3割。
残りはどこから来るかと言うと、色々色々あるとは言え、ざっくり言えば税金です。
この国の財政は、この素晴らしい医療システムを未来永劫維持できる作りになっているのか。
もちろん、お金の問題だけではないです。
私達の身体は、自分で自分を治癒する力を元々持っています。
今日はちょっと疲れているから味の濃いものは控えようとか、自分の身体の少しの変化をとらえる、繊細な感覚も、自然治癒力を発現させる重要な要素だと思います。
少しの体調の異変に、全て、薬を代表とする医療に頼っていたらそういった微細な感覚は鈍ってしまうのではないでしょうか。
自分の感覚、自分の身体が発するシグナルは聞こうとしていなければ、聞こえなくなってしまうと思います。
聞かなくても、安心な医療システムがあるから大丈夫。
…大丈夫だと思います。今はね。
でも、私達が生きている限り、ずっと大丈夫なのか、私にはわかりません。
日本社会は、大きく変化しています。今まで当たり前だと思っていたシステムや考え方が、あちらこちらで維持できなくなり、崩壊している、あるいは、崩壊の前兆のようなものが見えています。
その大きな変化に対応できるのは、他の何者でもない、私達の身体、私達の感覚、私達の生きる力なのだと思います。
マエマコさんのお話は、そういう、私が知りたい「生きる力」を医療的な側面から教えてくれる内容だから、私は聞きたかったのです。
実際にお話を聞いて、医療的な詳しい知識が得られたとともに、私の「生きるための知識」を高めることができて、誰より自分が嬉しかったです。
今回は、マエマコさんの自然療法から得られた「生きる力」でしたが、私は医療的な分野以外でも、もちろん様々な分野での「生きる力」「生き残る知恵」を得られるお話を聞きたいと思っています。
そんなお話をしてくれる方を見つけたら、また今回のようなイベントにしたいと思っておりますので、その際はまたぜひ一緒にきいてくださいましたらとてもうれしいです。
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