中学生の時お世話になった塾の先生が、少し前に亡くなった。私の父とあまり変わらない年齢。
31年前の父や塾の先生の年齢と、今の私の年齢はほぼ同じ。あのときの父や先生と、今の私は同年代なのか。
46にもなって私の精神が未熟すぎるのか、周囲も本人も気づいていなかっただけで、実は父の精神も未熟だったのか、どちらか分からないが(多分後者だろう)
とにかく31年前私は中学生で、31年後は父と同じ年齢である。
31年後には、父みたいになってるかもしれない。変形性股関節症で杖をつき、座った状態から立ち上がるのも難儀で、耳は遠く、自分あての役所からの書類も全て読まずに子ども(私)に渡しちゃったりするかもしれない。先生みたいに死んでるかもしれない。
残された時間は長くはない。まだまだ世の中のことなんにも知らない。読みたい本、見たい映画。あとからあとから出てくる。積ん読が日々増える。
なのに、
すら〜。すらら〜。
今日もスマホをスクロールしてしまうのである。