けっこうな強度の運動がしたくて、たまにパートに折りたたみ自転車で行っている。
折りたたみ自転車のブランド、輪行する距離など
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正直そんなによい乗り心地ではない。ギアはないし、折りたたんでも安定して立たないし、折りたたんだあと持つのもそんなに持ちやすくはない。けれど比較的安かったし、重さが8kgちょっとと少しの距離なら片手で持てない重さでもないので、まあ満足している。
自宅から仕事場のある最寄り駅は、電車で4駅、距離にして14km。行きは疲れすぎると仕事ができなくなるので、7kmほど自転車で走って、途中の駅から自転車を折りたたんで電車に乗る。
駅までの道路は車も多いが、通勤や通学の自転車や歩いている人もたくさんいる。
車道に設けられている自転車道が一番走りやすい。歩道は歩道終わりのブロックがデコボコで走りにくいし、狭い歩道だと対向してくる自転車とすれ違えない。なのであまり歩道は走りたくないが、車道も自転車道として幅を確保してくれていないと、ただの道路端の白線の内側を走るのはせまくて側溝のデコボコがスピードを出すと危ない。
なので、その場の状況判断で、車に気をつけて、対向自転車や歩行者をかわしながら、歩道か、車道か、スピードを上げるのかゆるめるのか、常にいろいろ判断が必要だ。
職場までは下り電車。通勤時間帯に輪行するなら、下りであることは必須かも。混雑の電車に自転車を持ち込むことはできないので。
運動と、ちょっとしたスリル
自転車のスピード感に慣れてしまうと、歩いているのがじれったくてしょうがなくなる。なのでウォーキングは全然やりたくなくて、運動がてらの移動でやたらと自転車に乗りたい状態になっている。
輪行するようになって、運動できるとか、遠くまで行けるとか、いろいろよいことはあったのですが、個人的にトップ2つあって。
1 自由を感じられる。
みんな電車に乗るしか目的地に行けないけど、私は自転車も乗れるし電車も乗れるし、困ったらいざとなったら路線バス乗ったりタクシー拾ったりできるわけですよ。それで、ちょっと気になる路地があれば入っていけばよいし、好きに立ち止まって良い。
実際にやらなくてもいつでもそうできると思うと、気分が常に自由。
そして、自分でもやってみて初めて感じたことですが。
2 ちょっと危険なところ。
朝の道路はせわしない。交通量が多い。車も自転車も歩行者もけっこうピリピリした交通状況の中走ると、ぼんやりしてるとけっこう危ない。
危ないのってよくない気がするけれど、交通量の多い中ぐいぐい飛ばしていることを続けているうちに、これも悪くないかもと思い始めた。
一歩間違うと死ぬから気をつけようって真剣に気をつける場面てなかなかない。
でも本当は、この世界は一歩間違えば死ぬ世界であることに変わりはない。
車も自転車も歩行者も、みんながめいめいに目的地に急ぐ中で、人はいつ死んでもおかしくないということを教えてくれるこの輪行スタイル、いいな〜と思ったのでした。
実際は車もだいぶなんだかんだ気をつけてくれているのでまず死なないから、結局は安全圏で考えてるだけなんですけどね。
そうそう、帰りはだいたい電車に乗らずに全部の行程を自転車で走るので、往復で18kmくらい走ることになります。歩くよりだんぜん楽しいです!