ソーラーフードドライヤー制作ワークショップに参加してきました。
あべゆかさんが主催するワークショップ。で、開催された場所は。
埼玉県ときがわ町にある、農家民宿楽屋さん。
ソーラーフードドライヤーとは、太陽の光と熱だけで食べ物が干せる箱のようなもので、非電化工房の月3万円ビジネスで紹介されています。
本家の非電化工房でもWSは開催されているけれど、藤村博士のお弟子さんのあべゆかさんが埼玉県でWS開催していること。
興味はあったのだけれど、マンションの15階のベランダだと太陽光が思ったように入るような気がしなくて、詳しく調べたりすることもなかったのですが。
でも今回お友達に誘ってもらったので、いろいろ知ることができるチャンスと思い、参加してきました。
最寄り駅は東武東上線小川町駅
しばらく前に無事申込みはしていたものの、直前になって行き方を調べると、駅から5キロ離れていて路線バスも1時間に1本あるかないか。同じ埼玉県内と思って油断していたが、なかなかの奥地。さすが小川町。いえ、ときがわ町ですが。
で、車で行くのが一番いいとは思いつつ、天気も良かったので折りたたみ自転車を輪行し、最寄り駅の小川町駅からWS会場の楽屋さんまでサイクリングしてみました。
目的地まで5キロの道のり。自転車は風景をのんびり見られるのがいい。
低い山、全体的に茶色い。東北地方とかのように圧倒される山も自然でもなく。でもなんか懐かしい農村の風景。
…埼玉って感じ。生まれも育ちも埼玉の私は、別の県のいなかの風景を見ると「遠くに来たな〜」と思うのだけど、埼玉の風景はなんだか、「自分のとこ」という感じがします。
さて、目的地直前まで来ると、オーナーの方が誘導のために外で待っていてくださっていました。
ご自宅用の無農薬の畑を見せてくれたりしました。
ワークショップ開始。まずは室内にて
全員そろって、ワークショップはまずはあべゆかさんの全体的な説明から始まりました。
参加者の簡単な自己紹介のあとは、グループに分かれていよいよ作業開始です。
私は、ソーラーフードドライヤーを作って持って帰るコースよりもだいぶお安い価格の体験コースで参加しました。他の参加者の方は、干し野菜を作りたくて、ソーラーフードドライヤーがすごーくほしいから参加してる方がほとんどでした。
中庭で作業開始
お天気もよく、中庭での作業も気持ち良いです。設計図を見ながらグループのみんなで協力しながら材料を切っていきます。
庭にいるヤギさんに見守られながら作業です。
私は体験コースなので、自分の分を持って帰れないわけだから(前述の通りマンションで使いこなせる自信がないので)、どうなんだろ、参加する意義あるのだろうか、とすこーしだけ思っていたのですが。
いやいや全然!とっても参加する意義ありました!
というのはですね。基礎的なDIY技術を学べる要素を作業工程の随所に盛り込んであるんです。
板を固定するクランプの種類はこんなのがあるよ〜とか。板を切るときのノコギリの角度とか。
「誰に聞いたらいいかわからない」「今さら聞けない」的な知識を色々教えてもらって、とてもためになりました。
特に私の長年の疑問が氷解してうれしかった知識。
これ!箱の側面の板の上部、段差ができてますよね。こうすることによって、アクリル板の蓋がこの四角にしっかりはまってパカパカしなくなるのですが、これ、どうやるのか今まで知らなかったんですよね。
ハムスターの地下型巣箱を作るときに、公開されている設計図がこういう加工をするようになっていたのだけれど、どうやっていいか分からなかったのです。(ちなみにそのときの記事はこちら)
今回、この加工をどうやってするか、知りました!
トリマーという電動工具で加工するのですって。そうだったのかー!!長年の疑問が解けて、うれしい。
お昼は、カレーと干し野菜のピクルス♡
楽しみなお昼はカレーでした。
ケールを添えて。油使ってないとのこと。めっちゃおいしかったです。
自家製干し野菜のピクルス。花みたいでしょ。
おかわりもして、満腹になって元気回復。午後の作業が始まります。
午後は、室内で加工した板を組み立てる作業。ここでも、ダボを使った加工などちょいちょい豆知識を教えてもらいました。
完成品(*^^*)他の方のを撮らせてもらいました。
DIY知識を学べて、交流もできた1日
盛りだくさんの作業工程で、終了予定時刻の5時をかなり過ぎたけれども、みんながんばって仕上げていました。
以前はこういったWSに参加すると、なぜかみんな参加者が優しくて話しやすくて初対面とは思えない気が合いそうな人ばかりだったのを内心驚いていたものですが、すっかり慣れてしまったが、今回もみなさんとても話しやすくお互い非常に協力的で、ごく普通に一緒に作業を進めていました。
そして、何より、主催者のあべゆかさんと、楽屋オーナーさんの金子さんの人柄。すごく親切で優しくて、とても心に残りました。
また行きたいわー…。
農家民宿楽屋さんと、あべゆかさんのワークショップ、おすすめです!
ワークショップは、自給自足レベルをてっとり早く高めるよい方法ですよね。都会に住んでいる方がむしろこういったワークショップは参加しやすいかも知れませんね。
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