頼りなくても、三人寄れば、モンブラン

長女(高1)が、初の一人海外でセブ島に向けて出発した。

観光や留学ともちょっと違う、スラムなどの子どもたちと触れ合うというボランティアプログラムに参加する。

彼女は、海外自体は初めてではない。2013年から2018年まで我が家は父親(私の夫)の仕事で中国の広州で生活していたので、国際線もこの年齢のわりにはかなり乗っている方だとは思う。

とは言え、スーツケースに荷物を詰めるのから航空会社のチェックインや入国審査など、自力でやるのは全て初めて。

出発数日前から彼女の家での様子を見ていたけれど、海外なのになんも準備始めない感じは、見ていてある意味すごいな〜と感心した。

特にどきどきしたのは、eTravelと言って、フィリピンに入国する前に、ネットでパスポート番号や現地滞在先、ワクチン摂取履歴などを事前に登録して、画面キャプチャを取っておかなければならないのだけれど、これをいつまで経ってもやろうとしない。

まあ全部英語だからよくわからないし面倒だろうけど、やらないと本気で入国できないから早く一緒にやろうよ!と再三促し、しぶしぶ自分のスマホでそのサイトを開いたのだけど、まあその入力が適当なこと。

英語全く読んでないの明らかな高速スクロール。ちゃんと旅行会社からもらった書き方の例を読みながらひとつひとつ質問に答えなって。パスポート番号の入力速すぎだって、一文字でも間違えたら入国できないってことはないのかもしれないけど、どうなるか責任持てないって。名前の入力もちゃんとパスポートの表記と同じように入力しないとだめなんだよ?一文字でも違ったら外国の人は漢字なんて知らないんだから、同一人物だって認識されないんだよ?

とかいちいち言いたい気持ちを喉までで抑えて(あんまり言うとブチギレされるので)、横でハラハラ見ていたけれど一応入力を完了して、無事配布されたQRコードを画面キャプチャしていた。

そして出発当日、私はとにかくマニラでの国内線への乗り継ぎを非常に心配していたのだけど、本人はなんの不安も感じていなくて、主催側が送ってくれていた実際に乗り継ぎをしているところの動画をだいぶ前に見たっきり、そのままもう見ないのかな〜と思っていたら、行きの空港行きの特急の中でおもむろに自分のスマホで見始め、「昨日スクショしたQRコードっていつ使うの?」と私に聞いてきた。

今だ!空港での入国に関する一連の手続きと意味を説明するチャンスは今だ!と、私は、出発前に私自身もその乗り継ぎ動画を見て、動画に写り込んでいる入国に関する表示(transferとか)を時系列でメモした紙を見せながら、簡単に(とはいえ私の説明はくどいと家族には大変不評である)説明した。

入国関連の手続きって初めてだととまどうだろうから、しばらく前に家で説明はしたのだけど、興味ない時に言っても本人右から左へ抜けてく感じがありありとしていて、聞いてねーなーと思ってたけど、ここで彼女が聞く気になってくれてよかった、、、

そして成田空港で、事前に主催側に情報提供してもらって連絡を取り合った、同じ便で行く同学年の2人の女子ーズたちと無事初対面。3人とも初の一人海外のようで、親たちが少し後ろで見守る中、航空会社のカウンターでeチケット見せたり、荷物預けたり、やいのやいのと手続き。

そんなちょっと頼りないできたて3人組は、親たちのことはあんまり興味なさそうに保安検査場の中に消えていきました。

はあ〜。連れてきた。会えた。放った。私はここまで。もう知らん。

つっかれた〜。子どもに口出さずに(まあ充分出してるんだけど)自分でやらせるって、ほんとに大変ですね。だってほんとに要領悪いんだもん。

夫に、「無事落ち会えたよ。頼りなさげだけど3人で行ったよ」と報告したら、夫が大丈夫!のあとに言った言葉は

タイトルのセリフだったとさ。

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