ご覧の通り今私はブログを書いている。ブログを書くことによってどうしたいのか、ということについてはまあ理念的なものを以下のように書いたとおりである。
しかし、そういう理想を語るのとは関係なしに、日々書いていると、壁のように立ちはだかるこの疑問にぶち当たる。
こんなことして、なんか意味あるの?
意味とは、効果や結果と言い換えてもよい。何かをして、すぐに何かの効果や結果があらわれないと、やり続けるのはなかなかつらい。
こんな駄文を書き散らかして、誰が読むの?
そんなふうに考えてしまう時は、パート業務でひたすらやらされる、やたらと目が疲れてひたすら退屈なだけの会計の入力業務に埋没したくなる。
ルーチン業務に懐かしさを感じて、気づく。
ああ自分は今初めて、非線形の世界に入ろうとしているのだなあ。
「とにかく真面目に働くことだ。」77歳の父は言う。私は心の中で言う。「シャラップ。」
まじめにやっていれば報われる時代、入力の分の出力が予測できる時代は終わったらしい。そもそも世界は非線形らしい。
グーグル様は、いったいどんな文章が気に入ってくださるのか、書き続けてみないと分からない。
とにかく私は、ここに文章を書き散らかすことによって、読んでくれる人に価値を提供しなければならない。誰かに価値を提供すること、それが人間の仕事であり、私は人間だから。
ユーチューブ番組を聞いて、考えたことである。