自然豊かなところで自給自足的生活をしたいと言いつつ、本当にそんなことをしたいのか、と言われると、まだやったことないので、はっきりとやりたいと断言はできない、のが正直なところ。
自給自足とかパーマカルチャーと言うと、なんとなくふわっとイメージ伝わるかな、ということで言っているような部分はある。
本当のところやりたいのは、鳥さんとか馬さんとか犬さんとか、そのへんの動物さんのようにただただ日々を生きるってことなのかな、と思う。
食べて、排泄して、寝る。
ただただこれだけやる、これが生きる意味なのではないかと思うのであります。
さて、とはいえ人間だもの。これだけだと幸福がちょっと足りない。
美しいもの。芸術を加えたい。
で、暮らしをシンプルにシンプルにしていった先の、食べて出して寝るだけ生活にそれでも必須の芸術とは、やっぱり音楽なのではないかと。
というわけで、音楽やりたくて、何年か前に買ったソプラノリコーダー。
小学校で配布されるようなのよりもかわいい色合いで気に入っている。みんな学校で一度は使う普及品だからなのか、2000円弱というリーズナブルな価格。
本格的にやってやるぜという謎の見栄を張って、運指が小学校のときとは少し違うバロック式を買った。
数年前の買った当初は、うれしくて色々吹いていたのだけど、すぐにやめてしまった。理由は子どもの
「うるさい。」の一言。
そりゃあこんな狭い空間で吹かれたらうるさいですね。やっぱりマンションで「ただ生きる」はできないんだなー。
でも子どもたちもあれから少し成長して、母が一生懸命吹いてるなら下手くそでもまあ見守ってやるか、といった寛大さが生まれてるのではないかと期待して、今日は久しぶりにそっと吹いてみた。
私の唯一吹けるナンバー、「朧月夜」。
恐る恐る吹いてみて、上の子の感想。「私のほうが上手。」
うるさいより100倍素敵な感想、サンキュー。これからもたまに吹いても良さそう。
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