今年はなんだか暑い関東地方だが、しばらく前からバッグコンポストには順調にこれが出ている。
コナダニ。
去年の春、初めて見たときは気を失いそうになった。とはいえ、コンポストバックの外側を覆い尽くしていて溢れてベランダにこぼれ落ちているさまに震え上がったのは、最初だけ。
ベランダにたまっている様子は、一言で言うと「吹いても飛ばないきな粉」。
手で集めても、きな粉と違ってなんとなくもろっとする。
今年はそこまで大量ではなく、バックを開けると中でコナダニがびっしりしているだけなので、去年より生ゴミを分解できているのだろうか。
古い食品なんかには割とよく発生するポピュラーな生き物らしく、コナダニについて、LFCコンポストさんが「食べたことがない人はいないと言われる」というような趣旨のことをにこやかに言われているのを聞いたことがある。
食べたことない人いないらしいですよ。
私もすっかり大丈夫にはなったのだが、やはりびっしりくっついた状態のスコップをぎゅっと握るのは抵抗がある。私もまだまだだ。
そのままぎゅっと握ると、トゥルン♪とした感じがちょっとぞぞわとなるので、スコップの持ちてのコナちゃんは指でどけてから握っている。
ちなみにタイトルはこちらの絵本のオマージュです。