最近、パート先でゲジゲジが大発生して床を歩いているのを一部職員が嫌がるので(そりゃそうだ)、ゲジゲジ発生源を探しているということを書きました。
で、発生源の一つであると思われる雨水トラップの中はきれいになったのだけど、最後のゲジゲジの根城と思われるエアコン室外機の裏をやっつけようと、シャベルと棒を持って今日一人現場へ向かった。
室外機が3台、プロパンガスのタンクが2本、それらの裏に積年の落ち葉が溜まりに溜まって、そこにエアコンからの水が供給されて、いい感じで発酵して、栄養たっぷりの腐葉土が溜まっている。ゲジーたちはここから誕生しているに違いない。
最初この状態を発見した時ちょっと感動した。自分で腐葉土を作ろうと思ったら結構手間がかかると思うのだけど、なんとここに、自動で腐葉土を作るシステムが存在している!
ここが裏ですね。上からは届かないので、地面に這いつくばって、シャベルで室外機の下から手を伸ばし、試しに少し土をかき出してみた。
そしたら…
かき出した土から焦ったミミズが3匹ピチピチしてる!!その他、小さいよくわからん虫たちもいっせいに焦って右往左往。
うひーーー。気持ち悪いよーーー。
どうしてよいか分からず、少し離れたところからかき出した土をじっと見る。
必死に土に潜ろうとするミミズたち。私は、試しに小さいミミズからちょっと土をどけて太陽に晒してみた。また潜る。またどける。何度かするうちに、ミミズは灼熱の地面を転げ回りすぐに動かなくなった。
…かわいそう…。
いやいや、アンタ、土を片付けるってそういうことでしょう。土の中に潜んでいる生物みんな殺すってことでしょう。土があったら、また建物の中にゲジゲジ入ってくるよ?
どうしたらいいんだ。このまま置いておいても干からびるだけ。毒を食らわば皿まで。私は別のミミズが隠れている土もそっとどけてみた。そしてミミズがどうするのか、しばらく見ていた。
なんとミミズは、土から出されてしまった後、ネズミ花火のようにくるくるくるっと回りながら何度かジャンプして、室外機の下までたどり着き、そして必死に奥に向かっていった。
ミミズってそうやって移動するんだ…。ミミズのたくましさにちょっと感動した。
さて、ミミズが逃げ去ったのを見届けてから、とりあえず諦めてその場を去った。
この後どうしよう。かき出そうとしている泥という泥には、ウゴウゴピチピチしたあんなのやこんなのがいるということが今日分かった。全部かき出したら結構な量になるだろう。私はそこまで虫が得意ではない。
当初の想定では、土をゴミ袋に入れて車に乗せて、実家の庭にまこうと思っていたのだけど。こんなに活きが良いのがいっぱいいる泥をたくさん車で運ぶ自信がない。
それで、どうしようかとしばし考えました。
今は、室外機の下に奇しくも作られてしまった腐葉土に、稼働中のエアコンから常時水が供給されている状態。
そうだ。エアコンを使わなくなったら、つまり秋以降は水は供給されなくなるから、土も乾いてくるだろうから、その後土をかき出して掃除しよう。
ということで、この夏はとりあえずこのまま放置。冬に一気に掃除することにします!!