「森林飽和」の著者太田猛彦先生の講演を聞いて

こんな本を読んだことがある。

森林のことを学ぶような大学では、必読の書らしい(だからなのか、12刷もされてる)。

内容は私にはちょっと難しく、日本列島の森というものが、前史・古代から現代に至るまでどのような変遷を遂げてきたのかを説明しているのだが、データがたくさんあったり、防災や材としての木の話など森を語るのでも分野が多岐にわたるので、ちょっと一言ではどんな内容とは語れないのだが(理解もできてないし)、それでもここから私が学んだと自分で一応認識していることは、

日本人は、森を使い倒してきた。だから、昔は日本の森ははげ山になっていた。
戦後は、エネルギー革命が日本にも訪れ、森の木は必要なくなった。
だから、現代の日本では、使われなくなった森はかつてなく増えている。しかし、その森の中身が問題。人の手が入らなくなった里山はうっそうとしげる奥山と化している。

このような本を書かれた大田雄彦先生の講演を以前聞いたことがあります。やはり内容は多岐にわたったのですが、その中で私がすごく心に残った部分を書きたいと思います。

目次

日本は生物多様性のホットスポット

日本は、大陸の東側に位置し季節風の影響を受ける。同じく北半球の島国イギリスは、大陸の西側なので、夏は乾燥し、冬に雨が多く温暖だそうだ。日本は逆ですね。暑い夏にたくさん雨が降り湿度も高い。だから緑がたくさん生えて、森林もできる。日本は先進国なのに、生物多様性のホットスポットらしい。

日本列島の人は、大昔からそんな森林を利用して生きていて、木の性質を知り尽くしていた。日本列島の森というのは、原植生をそのまま使ったわけではなく、人工植栽や下草の手入れなどをしていて、むしろ、日本人が森をつくっていたといっても過言ではない。

里山とか雑木林というのは、落葉広葉樹林のことで、自然のままの森では全然ない。森というのは、ほっておくと葉っぱが紅葉しない常緑広葉樹林になってしまう。

そして、そのように適度に人の手を入れている森(里山)のほうがいわゆる極相(常緑照葉樹林)よりも生物多様性が高い。

地球環境問題を分類すると、地下資源利用の問題に行き当たる、ほとんど廃棄物問題

私達は、地球の表面の「薄っぺらな空間」の中に生きている。

というのは、地球の内部というのは、私達の暮らす地球環境の外と言えるのだそう。地球環境の場とは、地球表面の厚さわずか2,30kmの薄っぺらな空間(対流圏+海洋)で、地下は生物圏の外になるのだ。

化石燃料というのは、地球内部から生物圏外のものを引っ張り出してきて、それを生物圏内である地上に捨てるので、そりゃあ地上が汚染されて、生物多様性も崩れるよね、という話。

講演を聞いて

以上は、講演で聞いた内容です。

有史以来の人間活動を俯瞰した視座から説明されると、なんか必死にいろいろやってるけど、人間て賢そうに見えても、別に賢くないよな〜と思う。現代社会を作っているのは人間の科学力とかではなく、単にそういう特性だからなのかも、なんて。特性って意味では、様々な特性を持つ他の動物と同じ。

猫も犬も、森で会うカブトムシの幼虫もムカデも、それぞれが特性を持って生きている。私と同じだ。みんな同じだ。
迷いもなくその生を生きている他の動物のほうが、うだうだめんどくさいこと考えている私より、よほど賢い。

日本の良さについて

日本の良さは、トイレがきれいとか、確かにそういうのもいいけれど、一番の良さは、その自然環境からなる生物多様性なのではないかと思う。

今ここにある自然環境は、世界的には全然よくある環境ではない、すごいラッキーなんだということを改めて感じる。

公益財団法人 さいたま緑のトラスト協会

太田先生の講演は、さいたま緑のトラスト協会が行った「さいたま緑のボランティアセミナー」の授業のひとつでした。毎年秋に行われているようで、森林の変遷のこととか、森林を実際に歩いたりとか、森林整備ボランティアをするにあたり、様々な必要な知識を学べました。

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