小児喘息の我が子が中国の大気汚染でも意外に調子良かった話

夫の仕事の駐在に帯同という形で、2013年から2018年まで我が家は中国の広州市で生活していました。さっきものすごく久しぶりに、中国の大気汚染指数というのを見たら、日本とさして変わらない数値でした。100以下。全く問題ない数値。最近は中国の大気汚染は以前ほどではないのでしょうかね。

私と子どもが夫について広州に行くか行かないかと悩んでいた2013年は、中国の大気汚染がとても問題になっていた頃で、特に北京とか北のほうはかなりひどかったです。それで、ネットで毎日のように大気汚染指数をチェックしていたのですが、その頃は、100以下は黄色、100〜149はオレンジ色、150以上は赤、というふうに危険度を色で分けていたサイトでは、だいたい毎日赤、オレンジが多少いいね、という感じで、黄色の日はほとんどなかった気がします。(ちなみに北京はその頃200以上で紫色とか黒とかで見るからにやばい色でした)

上の子は、2歳くらいの頃から小児喘息で、眠る頃になると発作が起きるので、深夜に急患に駆け込むことがわりとあって、小学校上がる前くらいまで本当に大変でした。

広州に帯同するにあたり、とにかく心配したのは、大気汚染で上の子の喘息は大丈夫なのか、ということ。

もし大気汚染で喘息がひどくなるようなら、夫が単身赴任になって私と子どもは帰ってくればいい、という覚悟のもと行った広州では、とても意外だったのですが、全然大丈夫でした。

結局上の子が小1で行って、小6で帰国するまで、広州で喘息発作は一度も起きませんでした。

むしろ一時帰国で日本に帰るとちょうど花粉の時期で、喘息もアレルギーの一種なので、日本でよく喘息発作を起こしていました。

広州も当時空気は決してきれいではなかったです。大気汚染指数でいうといつも150はいってたと思います。空はいつも白い。けれど、むしろ日本より広州のほうが、子どもの喘息は調子良かったです。

これはただの経験から導いた推測なんだけど、花粉があるかないか、これが大きかったと思います。

花粉がないから、むしろ広州では調子良かったなあ。今振り返って思う感想。

スギ花粉。あれは実はかなりの悪いヤツなんじゃないかと、花粉症じゃない私は思っています。

北京ダック、広州だけど

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