今日は、さいたま杜守りのイベント、大宮公園秋の散策会に参加させていただいた。
前回は先月9月に、サイエンスコミュニケーターの高野丈さんという方に大宮公園を案内してもらって、約1ヶ月後の今日、今回は地元のメンバーだけでもう一度回ってみた。
先月見た、スダジイやイイギリの葉っぱや実がどうなっているか復習したり、カシノナガキクイムシの被害で伐採されそうになったけれども、メンバーさんの必死の交渉で伐採をまぬがれたコナラの木を見たり。
先月の観察会はこちら。
さてさて、散策のあとは近くの公民館にて、そもそも杜守りとは?!というご説明を主催の方からしていただいた。
そもそも大宮公園というのはですね、武蔵一宮氷川神社という、近隣ではかなり有名な神社の境内の一部を官営化して明治に開設された県営の公園で、かなり広い敷地がある公園。
明治に開設されただけあって、樹齢の高そうな巨木もたくさんある。
それで、杜守りの成り立ちについて。スライドにてこんなことを教えていただきました。
約1年前の昨年11月、大宮公園の樹木数百本が伐採される予定だというニュースが!!そのニュースを聞いて大宮公園の樹木を守るため立ち上がった有志の方数名が、最初はノウハウがない中、あっちの事務所をあたり、公園で道行く人を訪ね、ご自身のネットワークの中から知見のある人のアドバイスを求め、イベントを企画し…、などなど試行錯誤の末…
仲間を増やし、行政と交渉できるくらい大宮公園の樹木についての知識を増やして、行政と協力しながら、大宮公園の樹木を守る、という方向性を見出す!
そして、ライングループには40名を超える杜守りのメンバーが、今も増殖中!
ということでした。
なるほど〜。それで私もひょんな縁でこのライングループに入れてもらっていたのだなー。
杜守りのホームページはこちら。
市民や近隣の人は大宮公園を散歩したりして、その癒やしの效果を当たり前のように享受している。けれど公園の樹木がどのように改変されるかということについて行政任せだと、いきなりなくなったりはしないだろうけれど、望んでいない方向に行くこともありうるわけで、それを見張っている市民の存在というのは大切だと思う。
そういう役をこうやって買って出てくださる方々がいて、感謝、感謝です。
来月は、まさに数百本を伐採するという方針を出した公園の設計をしている方を講師にお迎えする観察会があるらしく、核心に迫る内容だそうです。公園全体の樹木の環境を考慮した上での総合的な判断のようなのだけど、実際のところどうなのか、ぜひ聞きたいですね!!待て次号!!(って私は一介の参加者に過ぎませんが…)