今日は、埼玉県花と緑の振興センターでの第5回目の園芸ボランティア研修でした。
前々回、マツのみどり(新芽)摘みの方法を習って、今回は実際にやってみました。
前々回の記事はこちら。
クロマツとゴヨウマツのみどり摘み(新芽摘み)をやりました。みどり(新芽)を2本か3本残して、長い新芽は手で摘み取ってしまうのです。クロマツについては、長い新芽を1番、次に長いのを2番と呼んでいたような。1番が長いので、2番を残して1番を摘んでしまうのです。夏の土用の頃に出てくる新芽は土用芽というらしい。
新芽を摘んだあとは、ゴヨウマツの剪定をしました。新芽を摘んで、全体的にモシャモシャしていたのが多少スッキリしたのですが、ここから混んでいる枝をハサミでちょんちょんと切り落としていきます。
最初はどこをどう切ってよい分からなかったのですが、中の方に光を入れるために枝をすいていく目的なので、そのためにはどこを切ったらよいのかな〜と混んでいるところを根元の方までたどっていって少しずつ切っていきました。
午後はずっと剪定していましたが、気がつくと一緒に切っていた8人はみなほぼ黙って黙々と切っていました。
集中して切っている時間は、なんとも言えず楽しかったです。
枝を切るときのクっという感覚がハサミから伝わるのが心地よく、切った枝はポトンと地面に落ちるのを感じます。
クッ、ポトン、クッ、ポトン…ただただ目の前のゴヨウマツの枝を切っていました。
誰とも話さずただただ枝を切る…。家でもやりたい。庭にマツがほしい。庭ないけど。あったとしても剪定のしがいがあるような樹齢80年のマツのある庭は普通ないけど。
庭にマツのある空き家ないかなあ…。
みんなで剪定して、さっぱりしたゴヨウマツです。