第三日曜日の今日は、トラスト13号地の活動日でした。
毎回、いくつかの作業があり手分けして行うのですが、今日私がお手伝いした作業は、チップを散策路に撒く!
これは、ナラ枯れしたコナラなどの木をしばらく前に業者さんに切り倒してもらって、幹は木材として引き取られ、枝だけチップにしてもらったものだそうです。
ここ数年、全国的に森で「ナラ枯れ」といってブナ科の木が立ち枯れをするのが問題になっています。犯人はカシノナガキクイムシという虫でクヌギやコナラの木に入ってナラ菌を感染させて、木が水を吸えなくなってしまい枯れてしまう、ということなのですが、こうなると最終的には伐倒するしかないらしく、トラスト13号地もナラ枯れがいくつか発生しています。
スコップで大きな袋に集めて
散策路に撒いて
レーキでならす。
落ち葉掃きも落ち着き、草もまだ出ないので、細かいところまで手が回る感じでしょうか。
別のグループの方は、森の木のたかーいところに引っかかっている枯れ枝を、器用に竹を使って落としていました。散歩している人に風などで落下したら危ないですからね。以前中国の高級ホテルの庭を散歩していて(ランチしただけ、宿泊してない)、シュロの枝が上からドシャーーっと落ちてきたとき、こんなもの落ちてくるのか、と肝を冷やしたことがありました。
ボランティアの手がこんなにかかってるなんて、見ていなければ想像もつきません。
ここは、安心して散策を楽しめる気持ちのよい森。いやあやっぱりすごい森だなあ〜😆