埼玉県緑のトラスト協会という団体のボランティア活動に参加しており、今日はトラスト13号地、埼玉県伊奈町のKDDI無線山という森の整備ボランティアの日だった。
先日、埼玉県緑のトラスト協会主催の刈払機講習に参加した私。
講習で刈払機の使い方を学ぶ直接的な目的は、この緑のトラスト協会が管理するトラスト地と呼ばれる雑木林で刈払機を使って整備してもらいたい、ということなので、今日の活動日では刈払機で草を刈る任務が私に割り当てられた。
初の刈払機実践。
正直、刈払機を使う人手は充分だと思っていたので、実際にやることになるとは思っていなかった。ちょっと気が重い、が、折角の機会なので使わせてもらう。
森の中の、いわゆる下草を刈る。その辺に生えている雑草とは違う品の良い見た目の植物や、広葉樹の実生と思われるものも結構あるんだけど、刈っちゃって良いのだろうか。刈ってはいけない植物は竹の支柱を立てて目印にするというルールなので、竹がなければ刈って良いはず。
自信ないけど、動かしている間は安全のために人に近づいて聞くこともできないので、他の刈払機を使っている人がどのへんを刈っているのか様子を見ながら自分ができそうなところを刈る。慣れないので、刈られたところがマダラ。
刈ってはいけない植物はこんな感じで竹が立てられていて分かるようにしているのだけど、正直私にはなぜこれ刈っちゃいけないのかさっぱり分からないものが多い。この写真はサルトリイバラなのだけど、なぜこれが大切なのだろう…。他のツル植物とどう違うのだろう。植物の希少性が分からない私。
さて、刈払機や刈った草の片付けなどそれぞれの作業が終わったと思ってそろそろ帰ろうかとなったとき、刈った草が道路に飛び散ったところが掃除されていない、ということが分かった。
でも、もうほうき類は片付けてしまった。すると、メンバーの一人の「じゃあヒサカキでいいか」と言う声が。
え?ヒサカキ?少しすると、どこかからヒサカキの枝を3本切って持ってきてくれた。私も1本枝をもらって道を掃くと、え、普通に掃ける。なんなら竹箒よりきれいに掃ける。
いい!ヒサカキのほうき、いい!
道路はすぐにきれいになった。
ありあわせのものでなんとかできた瞬間は、興奮する。
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