昨日は関東地方も寒くどんよりとした空で、久々の積雪がありました。
そして一夜明けて今日は定期的に参加している、埼玉県緑のトラスト協会13号地のボランティア活動日。朝から交通機関も乱れているし、道路状況も悪いので、参加者は少ないだろうな〜。
でも、雪で森がどんなふうになっているのか見てみたかったので、行く途中の乗り換え駅が入場規制していたりと、わりと大混乱している中、不要不急のボランティア活動へゴー。
自宅の最寄り駅はこんな感じ。雪だ雪だと大騒ぎしておりますが、雪国に住む方から見たらむしろ春なのではと思われるくらいの「大雪」。雪に脆弱すぎる関東地方でございます。
さて、目的地の森に着くと意外に雪が積もっていて、丈長めの長靴を履いてこなかったことを少し後悔。
この日のボランティア参加者は3人。予想以上に少なかったけれど、まあそりゃそうですよね。こんな寒い日はおうちでまったり温かいお茶を飲むのがいちばんです。
竹林は、雪の重みで多くの竹がこんなふうに頭を垂れていました。
…こうべを垂れるモーソーかな。
そして本日の作業は、雪が重すぎて折れてしまった数本の竹を伐倒。
みんな雪の重みで垂れてしまっていて、竹って雪苦手なのね〜と思ったのですが、こんなふうに竹のてっぺんが雪にくっついてしまったのを、元に戻してあげようと何気なくつかんだところ。
雪が竹の枝や葉にくっついてそのまま凍結してしまって、地面と雪がまじりあったような状態のところに竹の先ががっちり貼り付いてしまっていて、単に重みで垂れているのではなくて、かなり強い力で地面から引っ張られていることが分かりました。
べったりくっついた竹の枝を一本一本地面から剥がすように引っ張って、ようやく竹のてっぺんが地面から離れ、ゆっくりと元の方向へ戻っていきました。とはいえ、曲がってしまった幹は完全には戻らず、相変わらずかなり曲がった状態。
今後、元のようにまっすぐに戻っていくのか。これからも様子を見たいと思います。
地面から引っ張られすぎて、バキバキに折れてしまった竹。
「雪質がベチャベチャだからこんなふうになるんだろうね」とリーダーさんがおっしゃっていました。
竹を切ったり、切った竹を運んだりで、すっかりびしょ濡れになりながら、でも身体を動かして暑いくらいになりながら4本切り倒しました。
帰りに通りかかった、別の放置竹林の横の電柱。…電線落ちてるじゃん。
うわー。地面についてる!こわ!!
小走りにその場を離れましたとさ。
街に住む普通の市民が、自然を意識してほんの少しの行動をするって、とても大切なことだと思います。小さな一歩を試してみる知識。都会から自給自足、無料メルマガやってます。