自分の畑の野菜のように育てるよ、さいたま市で農業体験

マルシェで知り合ったさいたま市の新規就農者、うまさいファームさんの畑でじゃがいも植え付け体験のイベントがあったので参加してきました。

さいたま市はわりと大きな都市で中心地は結構都会ですが、ほんのちょっと移動するとすぐこういうのどかな風景になります。今日はこちら、うまさいさんの畑で植え付けをやりまーす。

植え付け体験ということで、じゃがいもを地中に埋めるだけのつもりで来た私(そんなに簡単な話じゃないのだ)、作業に入る前に、じゃがいもの原産地や栽培の仕方など、全般的なこと教えてもらえました。

こちら、今日植え付けるジャガイモたち。私が知っていた品種はキタアカリだけ。他はデストロイヤーなど赤いジャガイモだったりとうまさいファームならではのちょっと変わった品種たちです。

うまさい(敬称略)走る!畝立て(畝作り)をするためのガイドとなるヒモを張ってます。

畝立てを教えてもらってます。さっき張った線の外側から鍬で土を掘って畝側に土をのせていきます。

私はこれがいまいち苦手。鍬で土を掘ったはいいが、鍬にのった土をうまく畝に移動させられないんですよね。まるで、UFOキャッチャーでおもちゃははさめたけど落とすパターン。

体の使い方もよくわからずで、やりながら翌日の筋肉痛の予感。

そして、畝立て終わった後に真ん中に溝を掘り、ジャガイモを30cm間隔で置いていったの図。

ジャガイモの間に堆肥を置いていきます。こちら馬糞堆肥。臭くないですね、堆肥だからね。ウマさん元々草しか食べてないし、堆肥じゃなくても臭くないのかも。ウンチが臭くない動物ってすごいな〜。

そして、堆肥の上に鶏糞を置いていきます。

なんでウマ×鶏の合わせ技?

の私の質問に、うまさいさんは、「有機肥料はどうしても即効性がなくて効果がゆっくりだけど、鶏糞は比較的即効性があるから、堆肥と鶏糞を合わせて使ってます」と答えてくれました。

化学肥料を使わないで美味しくかつ早い成長のための工夫なんですね。

ちなみに鶏糞は微妙ににおいました。(でもウンチの臭いではないです)

これ、土壌のphを測定できる道具。初めて見ました。

ジャガイモを置いて土をかぶせたら、マルチ張り。植え付けしてからのマルチ張りなんですね。芽が出てきたらマルチをちょっとやぶってあげるらしいです。

さて、ジャガイモ植え付けが終わったら、収穫体験も。ニンジンをえいっと抜くの、楽しー。

こちら芽キャベツ。芽キャベツってこんなふうになってるんだ。。。

こんなにお土産にいただいてしまいました。。。い、いいんですか。。。右の白いのは、沖縄の人参だそうです。

最後は、おにぎりとこちらのお鍋の中の豚汁をみんなで食べて楽しくおしゃべりして終わったのでした。

いやあ楽しかったですー。

観光農園みたいな大規模なところでいろんな野菜を収穫するような体験も楽しいけど、個人の農家さんの畑で作業を体験させてもらうと、いろいろな話もできるし、すごくリラックスできました。

まるで自分の畑で作業しているような気持ちになりました。

ジャガイモは今後、土寄せ、収穫と各種作業は続くそうなのでまた行きたいな〜。うまさいさん、ありがとうございました!

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