今日は、埼玉県花と緑の振興センターでの第6回園芸ボランティア研修でした。
第1回から第5回のことはこちら。
さて、今日は、ヒサカキの木の移植をしました。
植え替えは、今生えているところが密集しているとか、必要性があってすることでもあるけれど、植え替えをすることによって木に新しい根が生えて、元気になり若返るという目的もあるとのこと。
移植が容易な木と困難な木がどれなのかというのも教えてもらいました。
さて、ヒサカキの話です。
まず、動かしやすいように葉を紐でまとめる。
スコップで掘る。
木全体を支える太い根が数本広がっているのですが、それは切ります。そうするとこんなふうに木が動かせるようになるので、そうしたら木の下に、掘った土を戻していきます。土を戻していくと木はだんだん上に上がってくるでしょ?そうしたら木はわざわざ力を使って持ち上げなくても地面の高さまで自然と来るわけです。
紐で結んで、麻の布で包む。
包んだ。
天秤棒で移動〜
新しい場所に植えます。
ひとしきり水をあげたら、次はゆすって水をあげます。そうすることで、穴の下の方まで水がいって、根がはることができます。
支柱を立てて、完成〜。
包んだ麻の布も、紐も、そのまま埋めました。腐ってなくなっちゃうからそのままでいいんですって。ちなみに支柱の竹も取り去ることはなくそのまま。腐って取れたら、そのへん置いとけば土に還るそうです。自然農法ならぬ、自然園芸〜(*^^*)
ほとんど先生がやってくださいました^^;
自分でできるかと言われれば難しいかも知れませんが、移植の全体像を知ることができたのは貴重な体験でした。